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霞町のアマンド会館

霞町(西麻布)のアマンドビル1階にあった喫茶アマンドについては以前運営していたブログに書いたことがあります。Twitter等の検索によると霞町のアマンドは2012年頃に閉店しました。その理由はアマンドがキーコーヒーの傘下に入ったことにあったようです。
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東向島の軽食喫茶

先日、古書店でB級グルメブームの頃に刊行された文春文庫の「B級グルメシリーズ」のうちの1冊『東京・横浜 B級グルメの半日散歩』を買いました。本には東向島界隈の散歩コラムがあり、「つるや」という喫茶店が紹介されていました。その屋号と所在エリアにおぼろげな記憶がありました。
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カフェ・ド・フレール創業の頃

そのお店は赤坂のカフェ・ド・フレールでした。開業時はコーヒー専門店、その後軽食も出すことになったそうです。お店の内外装は創業時の1980年当時とほぼ変わらず、ネオン看板、カウンターの衝立設置などごく一部の変更に留まっているそうです。
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喫茶ルオーの初代経営者について

本郷の東大近くにある喫茶・ルオーは1952年画廊喫茶として開店した喫茶店です。初代経営者が没した翌年、別の経営者が後を継いで店舗を移転し1980年に再オープン。初代の店で使用した椅子、テーブル、飾られていた絵画を引き取り、店の味も引き継いだ...
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新宿・歌舞伎町のジュース専門店『マルス』

新宿・歌舞伎町の奥まった場所に店を構えるジュース専門店『マルス』。装飾テントには「天然果汁ヲ作ル店」と書かれています。風俗店やホテルが並ぶ界隈では異色の存在です。ネット上の評判は、夜のみ営業の店、時価(一杯1000円ほど)の高級ジュースを売る店、などで、ミステリアスで入店しづらいお店に思われました。
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1年ぶりの山谷酒場

店に一歩足を踏み入れると、スパイスの甘い匂いがふわっと香る。赤色の壁、パイナップルやバナナなどの鮮やかなクロスをビニールコーティングしたテーブル、真っ白な紙に筆書きのお品書きが並ぶ。今日は何を食べようかな、と首を上げて品定めをする。
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都内の喫茶店の状況 2020年4月上旬

新型コロナウイルスによる市中感染が発生し、多数の飲食店が休業したり営業時間の変更を余儀なくされているなか、今のところ近所の喫茶店の多くは通常どおりの営業を続けている。4月1日からは受動喫煙防止条例が施行された。飲食店は禁煙にシフトした店が多いが、私の住む近隣に限れば喫煙OKのステッカーを貼った喫茶店のほうが多い。
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移動販売の大学堂

「ホットドッグと……アイスクリームと……お店です」で始まる気の抜けたような大学堂の歌を聞いたのは、東京に住んで間もない頃でした。黄色く塗られた車体にトレードマークの指をくわえたピンクのウサギが描かれた遠くからでもよく目立つ移動販売車です。
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和田珈琲店のこと

昭和11年創業で自家焙煎の老舗として知られていた本郷の和田珈琲店。前々から店の存在は知っていたものの、初めて訪れたのはほんの4年ほど前でした。大通りに面した店で外から中が丸見えなのが落ち着かなさそうだとか、老舗だから飲み方の作法に厳しいのではないかとか、一方的な想像だけで理由で敬遠していました。
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米国風チーズケーキの味

前ブログに載せていた内容です。進駐軍や米軍と間接的な関わりを持つ飲食店を調べていたところ、こちらの店のことを思い出しました。既に閉店されたお店ですが、印象に残っていたので少し手直しして再掲載します。